中川政七商店のこと

300歳、育ち盛り

享保元年(1716)、高級麻織物である「奈良晒」の卸問屋として奈良の地で創業した中川政七商店。老舗の知恵や技に、ベンチャースピリットを兼ね備え、さらなる進化を目指す私たちの挑戦はまだ始まったばかり。変化を恐れず、次の100年を歩んでいきます。

十三代 中川淳

受け継がれてきたものづくりを大切にしながらも、さまざまな改革で売上を就任時の10倍以上に。
代表取締役であり、十三代として中川政七商店を牽引する存在です。

一緒に、日本の工芸を元気に。

「日本の工芸を元気にする!」
大それたビジョンだということは、よくわかっています。自分たちの身のほどもわきまえているつもりです。だけど、自分たちだけが成長すればそれでいいのか。長い間悩み続けて、やっと見つけた答えです。

いま、日本にある工芸メーカーの多くは厳しい状況にあります。毎年いくつもの協力企業から、廃業の連絡を受け取ります。それは、日本に暮らす一人の生活者としても、悲しいこと。
日本に根ざす伝統工芸が消えていくのを、他人事として見過ごすことはできません。

私だけではありません。本社の社員も、販売スタッフも、それぞれの役割のなかでビジョンの実現をめざしています。たとえば販売スタッフは、工芸の最終ランナーとしての使命があります。つくり手の想いと商品のすばらしさを正しく伝えることで、はじめてお客さまが購入してくださる。つくり手の努力がゼロになるもならないも、最終ランナーのバトン次第なのです。

中川政七商店は、意識の高い集団でありたいと思っています。日本の工芸が元気になることを自分のことのように喜べる。現状に満足せず、自ら努力できる。私はそんなスタッフと一緒に働きたいと思います。そのために、がんばる人ほど報われ、楽しく働ける環境を整えることは会社の責任です。

私たちのビジョンに共感し、自らの手でその実現を目指したいと思える、そんな人との出会いに期待しています。

代表取締役社長 十三代 中川淳

人を育てる取り組み

中川政七商店は、何よりもスタッフの成長を大切にしています。
一人ひとりの前にすすむ力で、大きなビジョンが実現すると考え、ひとつひとつの取り組みに力を入れています。

  • 社内公募制

    「○○店の、店長を募集します」。中川政七商店の社内では、こんな告知が日常茶飯事。ひとつの仕事を極めるのはもちろん、新たな仕事を知ることでより成長してほしいから、部署の異動や新規プロジェクトへの参画を公募制にしています。やりたい、と思ったら手を挙げる。その心意気が、自分自身の可能性を伸ばすことにつながります。

    人事考課面談

    中川政七商店では年2回、各部署のトップが直接、人事考課面談を行います。事前レポートにはじまり、じっくり時間をかけて行なうその内容は、一方的に評価を伝えるものではなく、半年間の成果を振り返り、次の半年を有意義にするためのもの。本人の努力と周囲が期待する方向性をマッチさせ、一人ひとりがより成長して活躍できるよう、導く機会です。

  • 政七まつり

    年に一度、全社員が一堂に会する社内行事です。選抜されたメンバーが実行役となり、「今の会社に何が必要で、今後何をすべきか」を楽しみながら考えるワークショップなどを企画。他にも著名人の講演あり、社員投票によるスタッフへの表彰あり、大いに盛り上がるなかで、皆の心がつながります。

    政八塾

    「政八塾」とは、中川政七商店が月に1度、実施している社内勉強会です。毎月さまざまなジャンルで社内外の講師を迎え、業務に役立つ知識やスキルを学んでいます。茶人、プロダクトデザイナーなど各業界のトップランナーから社内の経理スペシャリストまで、多彩な人選と内容で、毎回多くの参加希望者を集めています。

  • 毎月のテーマ

    社長がその時々に伝えたいと思う「大切なこと」を、毎月、全社員にメール送信しています。内容は「直近の具体的な取り組み」から「仕事をする上での心得」まで多種多様。社長の想いが直接、リアルタイムに伝わることで、一人ひとりが会社の考えや方向性をしっかり理解し、日々の業務に反映させることができます。

    読書会

    知識を増やしたり、スキルを高めたり、ひとが成長するうえで欠かせないのが書籍です。そこで中川政七商店では、部署ごとに「読書会」を開いています。一人ひとりがビジネス書を読み、その本を選んだ理由や学んだことなどを発表。読んで知識を得るだけでなく、中身を人に伝えることで、仕事に役立つプレゼンテーション能力も養います。

企業概要

会社名 株式会社中川政七商店
所在地
本社奈良市東九条町 1112-1
東京事務所東京都渋谷区神宮前5-43-7 2階
設立 1983年 11月 30日
創業 1716年 (享保元年)
資本金 10,000千円
売上高 42億8000万円 (2015年2月期)
従業員数 305人 (2015年2月期)
代表者 代表取締役社長 十三代 中川 淳
主要取引銀行

南都銀行本店
三菱東京UFJ銀行 奈良支店

事業内容 生活雑貨の企画・製造・卸・小売
業界特化型経営コンサルティング
企業のオリジナル製品・ノベルティの製作
茶道具の企画・製造・卸
出版物

「奈良の小さな会社が表参道ヒルズに店を出すまでの道のり。」
中川淳著 日経 BP 社刊

「ブランドのはじめかた 〜5つのケースでわかった経営とデザインの幸せな関係〜」
中川淳・西澤明洋共著 日経 BP 社刊

「奈良に生きる 奈良を活かす〜中川政七商店という生き方〜」
いなとみのえ著 繊研新聞社刊

「老舗を再生させた十三代がどうしても伝えたい 小さな会社の生きる道。」
中川淳著 CCC メディアハウス刊

「ブランドのそだてかた 〜ブランディングに成功した企業が明かす 21 のしくみ〜」
中川淳・西澤明洋共著 日経 BP 社刊

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