2019年入社

荒木 奏穂 小売課 販売職

2019年4月入社。中川政七商店ルミネ新宿店に配属、現在に至る。

大切な
出会いの先にあった、
「ものづくり」
「暮らし」「人」を
大切にする会社

私、導かれるように中川政七商店にたどり着いたんです。学生時代に、石川県の七尾にある、70 歳のおじいちゃんが運営するゲストハウスでインターンをした経験があるんですが、お掃除や食事の準備のかたわら、時々宿泊している方とお話しすることも。

ある時、福井県の越前市で紙すきをしているという宿泊者の女性から、「2か月後に、中川政七商店主催のものづくりイベントが福井であるから、よかったら遊びにおいでよ」と誘われました。インターンを終えて自宅に戻ってからも、行ってみたいなという気持ちは消えることなく、再び福井を訪ねたんです。

イベントには、紙すきだけではなくて漆器や様々なものづくりのメーカーさんが参加していて、どれもとても面白くて夢中になりました。イベントに誘ってくれた女性とも出会えて、色々とお話をして。「手仕事っていいなぁ」「職人さんって格好いいなぁ」としみじみ思う機会になったんです。

だからといって、就職活動をはじめてすぐ、手仕事や職人さんにかかわるようなところを探したわけではありませんでした。家政学部だったこともあり、食品をはじめとしたメーカーを中心に考えていました。ただ、幾つかの会社との出会いの中で、誰に届くかわからないほど大量生産するメーカーで働くこともまた、ピンとこないことに気づきました。

そして、「つくる人」と「使う人」の距離が近い方がいいなと思うようになった頃に、中川政七商店に出会って、「あぁ、あの福井のイベントを企画していた会社だ」と、きちんと認識したんです。

大学時代は実家暮らしだったので、食事をつくって洗濯をして…という、いわゆる“暮らす”ということを、自分ではしてきませんでした。でもインターンの時に、生活にまつわる様々なことを毎日仕事にして、きちんと暮らすことっていいなぁと思うように。暮らしを大切に思う気持ちは次第に、暮らしの道具を扱う会社である、中川政七商店への共感へと変わっていきました。

接客の経験といえば、学生時代にカフェで働いたことがありましたが、とにかくスピード重視で、たくさんのお客様への対応を求められる仕事。お客様のご要望を聞いたり、こちらからお勧めしたり…そういう丁寧な接客ではありませんでした。

中川政七商店で店頭に立ち、お客様としっかりと会話ができる毎日は、とても幸せ。だから、苦しいとか困ったということは、思い浮かびません。むしろ、お客様とのよい出会いがたくさんで、本当に恵まれているなぁと思うことばかりです。

私の成⾧を
見守ってくださる、
大切なお客様との出会い

店頭に立ちはじめて、まだ半月も経たない頃のこと。商品の購入を迷っているお客様がいらっしゃいました。商品をじっと見つめた後、店内を一周されて、また戻ってこられた。きっと気にかかっているんだなと思って声をかけたところ、職場の方の結婚祝いを探しているとのことでした。

どういうものをお探しか、贈るお相手はどんな方なのか。そして、ご自身がお好きな器について。「贈り物を探しに来たのに、自分も欲しくなってしまったなぁ」なんて笑いながら、随分⾧い時間お話をしたような気がします。結局、有田焼の新しいブランド「mg&gk」のカップと⾧方形のお皿のセット、「フィナンシェと紅茶の器」をご自身の分で、2セットお求めくださったんです。

「新人なんです」ということもお話ししていましたが、まだレジの対応にも慣れておらずドタバタしている私を見て、心配されたかもしれません。でもその3ヶ月後には「ようやく3ヶ月経ちましたね」と声をかけてくださったり、その後も「群馬旅行の直前なんです」と言いながらハンカチを買い求めてくださったり。後日、群馬旅行のお土産を届けてくださったことも。間違いなく、私の成⾧を見守ってくださっているお客様のひとりです。

励ましをくれる
お客様の言葉。
「私はあなたから買いたい」

最近もまた、お客様との嬉しい出会いがありました。「何かお探しですか?」と私からお声がけをした、2人組の女性のお客様。久しぶりに再会した間柄で、買い物というよりはまさにふらっと立ち寄ったということでした。

「ゆっくり買い物をしている時間はなさそうだから、また来ます」と帰って行かれたんですが、数時間後にまたお店に戻って来られたんです。驚きながらお迎えしたら、なんと「あなたの笑顔が忘れられなくて」と。

色々とお話をする中で、「これにする」と購入してくださったワンピースとストールをお包みしている時に、「もしお洋服を気に入ってくださったのなら、渋谷のスクランブルスクエアにできた大きな店舗は品揃えが豊富なので、ぜひ訪ねてみてください」とお話ししたんです。

そうしたら、「渋谷だったらあなたがいないでしょ。私はあなたから買いたい」「すごく楽しく働いているのがわかるから、そういう人から買いたいのよ」と言ってくださって。その言葉を聞いた時は本当に嬉しくて、顔が熱くなって涙が出そうになりました。あぁ私がここで楽しく働いていることは、お客様には伝わるんだなぁ。私がここの売り場にいる意味があるなぁと思えた、特別な出来事です。

心と心で向き合うことが、接客でも友達関係でも好きだから。広く浅くよりも、狭く深く。これからもよい関係を続けていけたらいいなぁと思っています。こんな風にお客様に恵まれてばかりなので、悩みもそんなにないのかな。でも、励まし合える同期の存在も大きいなと思います。

支え合える同期に、
導いてくれる店⾧。
人に支えられている

入社直後の2週間の研修で毎日一緒だった後は、同期同士で同じ店舗に配属されることはありませんでした。でも、新卒入社初年度に1 年間担当する「こころね」という社内報の作成や、3か月に1度の本社研修の機会を通じて、仕事上のやり取りがあるだけでなく、プライベートでもよく連絡を取り合う仲です。

誰も自分のことだけ優先するような人がいない、気遣いの人ばかり。仕事がはじまった頃は、東京にいる同期同士でよく集まって「こんなお客様にこういう接客をしたら喜んでいただけた」とか「こんな風に商品のインプットをしている」とか、それぞれの取り組みを共有したりしていました。

「すごいな」「頑張ってるな」と刺激を受けることばかりですが、店舗の場所や規模によってもお客様の層は異なるし、私は今の場所でしっかりお客様と向き合うだけだという気持ちも持っているので、焦りはありません。

誰かと比べたりすることなく、焦らず自分の仕事にしっかり向き合えるのは、私の性格というよりも、店⾧の力が大きいのかなと思います。私ができることを見てくださって、成⾧に合わせてチャレンジできる仕事を任せてくださる。店⾧を信じてついていけば、ステップアップできると心から思えるので、何も心配がないんです。

一人の人間としてお客様と丁寧に向き合うこと、自分らしく気持ちを込めることは、できるようになりました。ただ最近、言葉が足りないなぁという課題も見えてきました。適当に話したくない、しっかりと言葉を選びたいという気持ちが強い分、お客様を前にして言葉が出てこなくて固まってしまいそうになることも。

他のスタッフの皆さんの素敵な接客を見て学ぶこと、商品の知識を深めること。たくさん吸収して、その分アウトプットもして。姿勢だけではなく言葉を通じても、私らしい接客をしていけたら…これが今の私の目標です。

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